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2010年11月21日日曜日

レポート:Friends of the Manchester Animal Shelter 5K Raceより

今日はニューハンプシャー州にあるMassabesic Lakeのほとりで行われたFriends of the Manchester Animal Shelter 5K Raceに参加してきました。

このレースは今年が第一回目で、Southern New Hampshire Universityのスポーツマネジメントがオファーしているイベントマネジメントのクラスを専攻している学生によって運営されていました。
Nate McShinskyさんが中心となって授業が開始された9月中旬から約2ヶ月掛けて準備をされたようです。
McShinskyさんにインタビューしたところ「レースを開催するにあたって色々と大変な部分もありましたが、50人の参加者を集めるという目標を達成できてうれしいです。」おっしゃっていました。
今回のレースでは総勢57名のランナーが湖の周りに設けられた5キロのトレイルコースを走りました。
この大会の運営責任者のNate McShinskyさん
短い準備期間の中で追いつかなかった部分はあったかと思いますが、参加登録やランナーへの無料のドリンク・ドーナッツ支給、Goodie Bag(参加賞)の準備などランニング大会に必要な部分はすべてカバーされていたと思います。
当日参加登録をする参加者
参加賞をランナーに渡すボランティアの方

無料のドーナッツとコーヒー

参加賞の中にはNew Hampshire Fisher Catsの2011年の開幕戦のチケット引換券も
またこのレースは参加者からのレース登録費である20ドルはすべてManchester Animal Shelterに寄付されるとのことです。
ということは57名の参加者から集まった1,140ドルがこのManchester Animal Shelterに寄付されることになります。
このManchester Animal Shelterから来られていたマネジャーのShelley Greenglassにお話を聞いたところ、「現在は約50匹ほどの動物たちが私たちの保護施設で生活しています。私たちの保護施設はほとんど皆さんからの寄付で成り立っているので、このレースを通じて少しでも寄付していただけることは非常にありがたいです。また寄付だけでは無く、皆さんに少しでもこのManchester Animal Shelterのことを知っていただけたらうれしいですね。」とおっしゃっていたように、小さな会社や組織にとってこのような小規模なランニング大会などに協賛することは、人々の認識を高めるうえで効果的であるといえるでしょう。
また参加者にとってただお金を寄付するより、大会の登録費を寄付にまわしてもらったほうが、個人もレースに出場して楽しめるうえ満足度は高まると言えます。
なかなかただお金をポンと寄付するということはやりづらいですからね。
Manchester Animal ShelterのManagerのShelley Greenglassさんとその愛犬
レースにはSouthern New Hampshire Universityのスポーツマネジメントの教授陣も参加されていて、スポーツマネジメントのプログラム責任者のDouglas Blais教授は娘さんと愛犬と一緒にゆっくりと走られていました。
一方で数々のトライアスロンの大会で入賞経験のあるMarc Hecox教授は私を含めた参加者をぶっちぎって優勝されていました。
ちなみに私はそのHecox教授から1分遅れることの19分33秒の2位でフィニッシュしました。
教授は強しですね・・・
優勝したHecox教授と私
Blais教授は娘さんと手を繋いでゴール
レースは快晴のもと行われました

この大会運営からみるように、学生のうちから自分の手で大会を運営していくことを経験できることは非常に大きいと思います。
私の友人も今年の春に一人でスキー大会の企画・運営をしていましたが、彼にとって大きな経験になり、また力をつけることができたのではないでしょうか。
成功も失敗も含めて学生のうちから色んなことにチャレンジできる場所に身を置くということは自分の力をつける上で必要なことですね。

石川拓道

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