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2010年12月17日金曜日

Teddy Bear Toss プロモーション

Yahoo! Sportsでこんな記事を見つけました。

Yahoo! Sports: Video: Watch 23,096 stuffed animalsbombard a hockey rink


ビデオを見る限り観客たちもかなり楽しんでいる様子ですね。

このTeddy Bear Tossは、いくつかの北米のアイスホッケーチームが採用し、割と最近始められたプロモーションになります。
Teddy Bear Tossはクリスマスが近づいてくると行われ、今回のこのCalgary Hitmenの試合で投げ込まれたテディベアはこども病院など50以上の子どものための施設に寄付されるようです。

地域貢献 + 観客の満足度アップ → Teddy Bear Toss Promotion

なかなか観客の満足度をアップさせつつ地域貢献に繋がるプロモーションと言うのは無いと思います。
そういった意味でこのTeddy Bear Toss Promotionというのはかなり優れたプロモーションでは無いでしょうか。
こういった地域貢献に結びつく観客参加型のプロモーションは、他のスポーツの試合でも応用できそうですね。

それにしても23,096体のテディベアが投げ込まれたとはすごいですね。
さすがに40分間試合が中断したようです。

2010年12月6日月曜日

Sityodtong Japan格闘技セミナーに行って来ました

本日は先日の試合で見事勝利収めた松田干城選手の所属するTeam Sityodtong Japan(チームシオトンジャパン)が主催する格闘技セミナーに体験取材に行って参りました。

シオトンジャパンのブログはこちらからどうぞ。

この格闘技セミナーは今年の7月から始まり、月1回のペースで行われていて、今回で数えて6回目になるそうです。
今回の参加者の方は12名で、初めて参加される方も数名いらっしゃいました。
セミナーは4名のインストラクターの指導の下行われました
セミナーはヨガを取り入れたストレッチから始まり、その後には軽快な音楽に乗りながらのボクササイズ。
ボクササイズが終わったころには、参加者の方々の額にも汗がうっすらと浮かんでいました。
松田選手の動きを手本にしながらストレッチを行う参加者の方々
ボクササイズは結構な運動量です
ボクササイズが終わり参加者の体が温まった後は、実際の攻撃の仕方についてのレクチャーでした。
毎回同じことをするのではなく、各セミナーで教わる内容は毎回変わるようで、今回は主に肘打ちの仕方、クリンチについて学びました。
実際に松田選手がデモンストレーションをしながら説明
肘打ち、クリンチの練習をした後は、インストラクターの方を相手に2ラウンドのミット打ち。
ミット打ちはジャブ、ストレート、肘打ち、膝蹴り、キック、前蹴りという前回までにレクチャーされた内容を組み合わせて行いました。
色々と動きが組み合わさると、頭では処理しきれなくなって身体がうまく動いてくれないようですね。
一遍にたくさんの事を吸収するのは初心者の方にとっては大変そうでした。
インストラクターの方を相手にミット打ち
打撃を学んだ後は、柔術についてのレクチャーに移り、今回は三角締めの仕方について学びました。
三角締めを極める上で重要なポイントについて黒帯柔術家のスタッフの方よりデモンストレーション・説明がありました。
それを踏まえた上で参加者二人一組になっての三角締めの練習を行いました。
練習でゆっくりやっても難しいのですが、それを動きの中で技に持っていくというのはかなり難しいと実感しました。
試合の中で三角締めを含め、絞め技を極める選手はすごいですね。
三角締めのレクチャーをする高島さん
ほぼ三角締めが極まる形です
絞め技を教わった後は、クールダウンをして本日のセミナーは終了しました。
参加者の方たちは新しいことを教わってまた一段と強くなったみたいです。
くれぐれもお友達に今日教わったことを試さないで下さいね(笑)。

セミナー終了後はスタッフの方と参加者の方全員で昼食会を行いました。
皆さん運動された後ということで食欲旺盛でした。

セミナーと昼食会を含めて10ドルは破格のサービスですね。
プロの格闘家からレクチャーを受けたり、グローブをはめてミット打ちをする機会というのはなかなか無いものだと思います。
日ごろのストレス発散になるのではないでしょうか。
グローブをはめてパンチをしたりキックをするのは爽快ですよ。
皆さんも一度参加してみてはいかがでしょうか?

石川拓道

2010年12月5日日曜日

総合格闘技 in Rhode Island

12月2日(木)にロードアイランド州のTwin River Event Centerで行われたCESと言う総合格闘技団体が主催するSnow Brawlに行って参りました。

このイベントには、以前から私たちNew England Sport Clubと親交のある松田干城選手が試合を行うということもあり、松田選手への応援が目的でした。

この会場となったTwin River Event Centerはカジノ施設の中にあるイベント会場で、私がイメージしていたアリーナとはまた違った様子でした。
フラットなフロアに椅子を敷き詰め、真ん中に金網リングがあり、計算してみたところ約1700~1800人収容といった感じでした。
空席は見受けられましたが、私と同じように立ち見をされている観客も結構いました。
会場の様子
私が観戦した位置はリングから15メートルほどしか離れていなかったので、選手の動きもはっきり確認することができ、UFC(Ultimate Fighting Championship)のようなイベントでは決して近づけないような距離で迫力のある戦いを観ることが出来ました。
私は同じ値段でUFCの試合をアリーナの最上段の席から観るのならば、このような少し小規模の格闘技イベントを近くから観ることをおすすめします。

イベント自体は8試合行われ、松田選手の試合は6試合目に行われました。
花道を颯爽と軽快なステップに乗って登場し、その顔は自信に満ち溢れていました。
日本人と言うことで観客から松田選手への声援があるのか不安でしたが、松田選手のファンも結構いるようで、相手と同じくらいの声援を受けていました。

試合については、1ラウンド目は相手の距離に入ってしまいパンチをもらうシーンもありましたが、グラウンドの攻撃に持ち込んでからは寝技の技術の差が明らかで相手を支配していました。
2ラウンド目からは相手の下半身への攻撃を徹底し、3ラウンド目には松田選手の徹底した下半身への攻撃を相手が嫌がるシーンも見受けられ、残り2分からはグラウンドの攻撃の中からチョークであと1歩でタップまで相手を追い込みました。
グラウンドや下半身攻撃に活路を見出し、試合全体を通して松田選手が試合をコントロールした印象でしたが、結果は2対1の判定で辛くも勝利となりました。

リングに上がる前にボディチェックを受ける松田選手

1ラウンド目、相手の様子を伺う松田選手(左)

試合終了後、勝利者インタビューに答える松田選手
試合後の松田選手の談話:今日は試合の間隔が7~8ヶ月あいていたこともあり、実戦のカンという部分が心配でしたが、思った以上にすんなり試合に入っていくことができました。全く未知数の相手だったので、立ち上がりは相手の身体能力の高さに戸惑う部分もあり、パンチももらってしまいましたが、2ラウンド目以降は相手の動きにもなれ試合をコントロールすることができました。今日の相手に関しては、今まで戦った相手の中で一番身体能力が高かったと思います。作戦通り試合を運ぶことができましたが、欲を言えば、3ラウンド目にチョークを取ったときに試合を決めたかったですね。でも、久しぶりの試合で勝つことができてよかったです。

今回初めて松田選手の試合を応援させてもらいましたが、やはり知り合いの方の試合というのは応援にも熱が入りますね。
私も思わず叫びながら応援してしまいました。
選手にとっても応援してくれる仲間が一人でも多いほうが力になり、そういった意味でファンとの絆・繋がりを深めると言うことは非常に重要なことだとこの試合を通じて感じました。
こういう繋がりは私にとっても大事にしていきたいものです。

「松田選手、勝利おめでとう。」
試合後、松田選手と
石川拓道

2010年12月1日水曜日

告知:12月2日に総合格闘家、松田干城選手の試合があります

私たちの10月のブログの記事インタビュー企画で紹介させていただいたボストン在住の総合格闘家、松田干城選手の試合が12月2日行われます。
以下は試合についての情報です。

Snow Brawl: CES MMA
日時:12月2日(木)午後7時より第1試合開始
場所:Twin River Event Center
住所:100 Twin River Rd, Lincoln, RI 02865
チケット料金:$25, $50, $75 $100(Ticketmasterでも購入できるようです)

約10試合ほど予定されていて、松田選手はイベントの中盤辺りに登場するそうです。

もしお時間のある方は、応援に行って松田選手の力になりましょう。

石川拓道

2010年11月29日月曜日

第6回NEスポーツクラブ交流会

去る11月27日(土)にボストン近郊のフラミンハムにあるBig Papi's Grilleにて第6回NEスポーツクラブ交流会を開催いたしました。

この開催場所であるBig Papi's Grilleはその名のとおり、ボストン・レッドソックスのデイビッド・オルティーズ選手が昨年の7月にオープンしたレストランになります。
店内のあちらこちらにオルティーズ選手やレッドソックスの選手の写真などが飾られていて、レッドソックスファンにはたまらないレストランだと言えます。
ちなみに彼が持っているのはBig Papiの顔のイラストが入った特製ホットソースです
交流会の途中には私たちの隣のテーブルに、今年からNBAのボストン・セルティックスに加入したジャーメイン・オニール選手が着くというアメリカならではのサプライズも。
他のお客たちもオニール選手の存在には気付いていましたが、プロスポーツ選手のプライベートを尊重し騒ぎ立てることもありませんでした。
日本では同じようなシチュエーションの場合は、お客さんはどのような反応を示すのですかね?

また、今回の交流会には合計11名の参加者が集まり、中にはロサンゼルスやピッツバーグからお越しいただいた参加者の方もいて、ニューイングランド地方のスポーツの情報だけでは無く、それ以外の地方のスポーツビジネス環境についても意見を交わすことができました。

「テーブル34」という特別室にて今回の参加者の方たちと
アメリカで働いている方からなかなか直接話を聞くことが無い学生にとっては、非常に実の引き締まるお話も聞くことができました。
学生として勉強すると言うことも大変ですが、私たち日本人にとって異国であるアメリカで働くと言うことは勉強する以上に大変なことであると言うことを再認識しました。
しかし、大変であるという話を聞くと同時に、一定の成果を挙げられているという話を聞くとこちらも励みになります。

普段この様に同じ志を持った方たちと直接会って話をするという機会はあまり無いだけに刺激になりますね。
もし私たちNew England Sport Clubが主催する交流会に参加されたい方がございましたらいつでもnesportclub@gmail.comにご連絡ください。
また、スポーツビジネスやスポーツマネジメントに関して質問がある方や直接お話をされたい方もご連絡大歓迎です。

石川拓道

2010年11月27日土曜日

37th Annual GDTC Turkey Trot 5K

サンクスギビングと言えば皆さんは何を思い浮かべるでしょうか?大きなターキーの丸焼き?NFL?それともブラックフライデー?
ターキートロット(トロットとは駆け足の意味です)も皆さんに知って欲しいサンクスギビングを祝うイベントの1つです。
ターキートロットはサンクスギビングの日にアメリカ各地で行われるランニング大会です。

そこで私は昨日、ニューハンプシャー州のデリーと言う町で行われた、37th Annual GDTC Turkey Trot 5Kというランニング大会に参加してきました。

スタート前の広場の様子
37回という歴史を数えるレースと言うことで、多くのランナーが参加されていました。
レース前の国歌斉唱では、予定していたテープが流れないというハプニングもありましたが、参加者全員で国歌を斉唱し、無事にレースはスタートしました。
レースではターキーの被り物をしながら走っている方が多く見られ、老若男女を問わず総勢1572人のランナーが完走を果たしました。
ターキーの被り物をする参加者たち
子供たちもレースに参加
また、レース終了後には完走者全員にターキーがデザインされたメダルが渡され、盛りだくさんのレフレッシュメントも参加者に振る舞われていました。
中でも暖かいベジタブルスープは、寒い気候の中走り終えたランナーたちにとってはうれしいものだったのではないでしょうか。
完走者へのメダル
参加者へのリフレッシュメント
レースにはターキー君も参加していました
レースから帰ってきた後は、NFLの試合をテレビ観戦し、オーブンで調理した1羽をまるごとのターキーを友人たちと頂きました。
皆さんもこんなサンクスギビングデイの過ごし方を来年はされてみてはいかがでしょうか?
オーブンで調理したターキー
石川拓道

2010年11月21日日曜日

レポート:Friends of the Manchester Animal Shelter 5K Raceより

今日はニューハンプシャー州にあるMassabesic Lakeのほとりで行われたFriends of the Manchester Animal Shelter 5K Raceに参加してきました。

このレースは今年が第一回目で、Southern New Hampshire Universityのスポーツマネジメントがオファーしているイベントマネジメントのクラスを専攻している学生によって運営されていました。
Nate McShinskyさんが中心となって授業が開始された9月中旬から約2ヶ月掛けて準備をされたようです。
McShinskyさんにインタビューしたところ「レースを開催するにあたって色々と大変な部分もありましたが、50人の参加者を集めるという目標を達成できてうれしいです。」おっしゃっていました。
今回のレースでは総勢57名のランナーが湖の周りに設けられた5キロのトレイルコースを走りました。
この大会の運営責任者のNate McShinskyさん
短い準備期間の中で追いつかなかった部分はあったかと思いますが、参加登録やランナーへの無料のドリンク・ドーナッツ支給、Goodie Bag(参加賞)の準備などランニング大会に必要な部分はすべてカバーされていたと思います。
当日参加登録をする参加者
参加賞をランナーに渡すボランティアの方

無料のドーナッツとコーヒー

参加賞の中にはNew Hampshire Fisher Catsの2011年の開幕戦のチケット引換券も
またこのレースは参加者からのレース登録費である20ドルはすべてManchester Animal Shelterに寄付されるとのことです。
ということは57名の参加者から集まった1,140ドルがこのManchester Animal Shelterに寄付されることになります。
このManchester Animal Shelterから来られていたマネジャーのShelley Greenglassにお話を聞いたところ、「現在は約50匹ほどの動物たちが私たちの保護施設で生活しています。私たちの保護施設はほとんど皆さんからの寄付で成り立っているので、このレースを通じて少しでも寄付していただけることは非常にありがたいです。また寄付だけでは無く、皆さんに少しでもこのManchester Animal Shelterのことを知っていただけたらうれしいですね。」とおっしゃっていたように、小さな会社や組織にとってこのような小規模なランニング大会などに協賛することは、人々の認識を高めるうえで効果的であるといえるでしょう。
また参加者にとってただお金を寄付するより、大会の登録費を寄付にまわしてもらったほうが、個人もレースに出場して楽しめるうえ満足度は高まると言えます。
なかなかただお金をポンと寄付するということはやりづらいですからね。
Manchester Animal ShelterのManagerのShelley Greenglassさんとその愛犬
レースにはSouthern New Hampshire Universityのスポーツマネジメントの教授陣も参加されていて、スポーツマネジメントのプログラム責任者のDouglas Blais教授は娘さんと愛犬と一緒にゆっくりと走られていました。
一方で数々のトライアスロンの大会で入賞経験のあるMarc Hecox教授は私を含めた参加者をぶっちぎって優勝されていました。
ちなみに私はそのHecox教授から1分遅れることの19分33秒の2位でフィニッシュしました。
教授は強しですね・・・
優勝したHecox教授と私
Blais教授は娘さんと手を繋いでゴール
レースは快晴のもと行われました

この大会運営からみるように、学生のうちから自分の手で大会を運営していくことを経験できることは非常に大きいと思います。
私の友人も今年の春に一人でスキー大会の企画・運営をしていましたが、彼にとって大きな経験になり、また力をつけることができたのではないでしょうか。
成功も失敗も含めて学生のうちから色んなことにチャレンジできる場所に身を置くということは自分の力をつける上で必要なことですね。

石川拓道

2010年11月19日金曜日

ボストン日本人会主催 ソフトボール大会

10月17日(日)にボストン日本人会が企画するソフトボール大会に運営のお手伝いも兼ねNew England Sport Clubとして参加してきました。


このソフトボール大会は毎年行われている恒例行事で、毎回10以上の日本人から構成されるチームが出場しています。参加者層は幅広く、大会当日いろいろな方とお話させていただきましたが学生から社会人まで様々な方が参加されていました。

参加者チームの中には毎年参加されているチームやこの日のために練習を重ねているチームも見られ競技レベルは予想していたよりも高かったように思えます(野球やソフトボールの経験はないのであまり偉そうなことは言えませんが)。
我々New England Sport Clubも「やるからには優勝しよう」と意気込んで野球経験者を多数揃えたチームで望みましたが、結果は惜しくも予選敗退でした。。。やはりチームスポーツはチームとしての完成度が大事ということでしょうか。

このような日本人に特化したイベントにははじめて参加しましたが、スポーツを軸に地域そして日本人コミュニティを盛り上げる素晴らしいイベントだという印象を受けました。そして今回はチームとしての参加だけではなく運営のお手伝いもさせていただきましたが、こういった地域の方々と直接的に触れ合うことの大切さを改めて感じることができました。普段学校で学んでいるアカデミックな部分ももちろん大切ですが、実際に地域と触れ合いスポーツの良さを最大限に伝えるという意味では現場で働く方々の重要性は計り知れません。今後もこういったスポーツと通じて地域を盛り上げるイベントには積極的に参加していきたいと思いました。

またボストン日本人会会員の方に定期的に配布される会報にNew England Sport Clubの紹介文が掲載されました。



告スペースを設けていただいたボストン日本人会様、ありがとうございました。


明石貴祐

2010年11月18日木曜日

NE スポーツマネジメント会

NEスポーツマネジメント会を開催します。
日時: 11月27日(金) 午後7時より
場所: ボストン市内を予定しております
内容: NEスポーツクラブ主催のイベント立案
     夕食をとりながら、意見・情報交流

もし会に興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、nesportclub@gmail.comまで遠慮無くご連絡して下さい。
スポーツマネジメントに限らず、スポーツに興味がある方ならどなたでも歓迎いたします。

ぜひ私達と11月27日ボストンにて楽しい時間を過ごしましょう。

2010年11月11日木曜日

インタビュー企画第二弾

第二回のインタビューを私たちのウェブサイトにUP致しました。
今回はマウントホリヨーク大学(Mount Holyoke College)のサッカー部のヘッドコーチの羽石架苗さんです。
インタビュー記事はこちらからご覧になれます。

アメリカという異国の地でヘッドコーチとして活動されていらっしゃる羽石さんの話は説得力がありました。

詳しいインタビューの内容についてはウェブサイトからご覧ください。

皆さんのご感想お待ちしております。

石川拓道

2010年10月28日木曜日

インタビュー企画始動

長らくお待たせしましたが、我々New England Sport Clubによるインタビュー企画第一弾が私たちのウェブサイトにUPされました。
第一回目は総合格闘家の松田干城(まつだ たてき)選手です。
インタビュー記事はこちらからご覧下さい。
今後も第二弾、第三弾と私たちのウェブサイトにインタビュー記事を更新していく予定でおります。

また感想・ご意見がありましたらこのブログにコメント、もしくはnesportclub@gmail.comまでよろしくお願いします。

石川拓道

2010年10月25日月曜日

シンクロナイズドスケーティング

皆さんシンクロナイズドスケーティングを見たことはありますか?
日本では馴染みは無く、第1回目の世界選手権が行われたのも2000年ということで新しい競技に思われるようですが、アメリカではすでに1970年代には競技として成立していたようです。

今日はこのシンクロナイズドスケーティングのイベントを観にマサチューセッツ州のLexingtonまで行って来ました。
今回のイベントはHayden Synchronized Skating Teamsが主催したもので、このチームにとって今シーズンの初イベントだったようです。
Hayden Synchronized Skating Teamsは年齢によって6つのチームに分けられています。
  • Shooting Stars(6~12歳)
  • Mini Mates(7~12歳)
  • Ice Mates(11~15歳)
  • Lexettes(高校生と大学生)
  • Haydenettes(15~26歳)
  • Esprit de Corps(21歳以上)
Haydenettsには内田絢子さんという方がチームのメンバーの一員として所属しています。
このHaydenettsはアメリカの中でも名門のシンクロナイズドスケーティングのチームで、今年行われた全米シンクロナイズドスケーティング選手権では見事優勝し、世界選手権でも銅メダルに輝いています。

私自身シンクロナイズドスケーティングを生で観るのは初めてで、スケーターたちがどういった演技をするのかが全く予想できませんでした。
会場に着くと、そんなに座席数はありませんでしたがもうすでに選手の父兄や関係者の方たちで席は埋まっていました。
こういう所からやっぱりスケートは熱心な親御さんたちのサポートが不可欠なのだと感じますね。

演技はまずは小さな子供たちのチームから始まり、かわいい衣装に身を包んだスケーターたちの演技はまさにCuteそのものでした。
一列になって滑るキッズスケーターたち
そしていくつかのチームの演技の後、内田さんが所属するHaydenettesの出番に。
HaydenettesはこのHayden Synchronized Skating Teamsのトップチームということもあり、技の難易度やスケーティングの技術も他のチームよりもかなり上でした。
後で内田さんから聞いた話ですが、今朝の練習で振り付けを新しくしたということで、まだまだ納得できる完成度ではなかったようですが、シーズン最初の演技としてはまずまずだったようです。
とは言いつつも、素人の私から見ればあれだけの大人数で息を合わせてスケートの演技をすること自体すごいことです。
シングルスの選手とはまた違った大変さがシンクロナイズドスケーティングをする選手にはありますね。
呼吸を合わせて滑るHaydenettesの選手たち
シンクロナイズドスケーティングでしか見ることができないリフト
近年の日本人選手の活躍によりフィギュアスケーティングは日本でも人気ですが、シンクロナイズドスケーティングという競技があることも知ってもらいたいですね。
またアメリカでそのシンクロスケーティングで活躍する日本人の選手がいるということも。

最後に今年の世界選手権でのHaydenettesの演技の映像をYouTubeにてどうぞ。



石川拓道

2010年10月12日火曜日

スポーツマネジメント交流会 in NYC

先週末の8~9日にニューヨークにて、NESCの主催によるスポーツマネジメント交流会を開催して参りました。

まず初日の8日には私を含めまして7名の参加者がトランスインサイトの鈴木友也代表を訪問させて頂きました。
鈴木さんから
  • トランスインサイト設立までの経緯
  • スポーツコンサルティングの具体的な内容
  • 日本のスポーツビジネス界の現状
  • これからスポーツ業界への就職を目指す学生に対してのアドバイス
などの内容をお話していただきました。
参加者からの質問にも一つ一つ真摯にお答えして頂き、参加者の方々もスポーツビジネス業界を取り巻く環境の厳しさを目の当たりにしながらも、真剣に鈴木さんの言葉をメモされている姿が印象的でした。
鈴木さんのお話から言えることは、これからスポーツビジネス業界での就職を考えていらっしゃる方は、それなりの覚悟を持ってこの世界に飛び込んで来ることが必要ということです。

鈴木さん(左から4人目)と参加者の皆さん
鈴木さんを訪問の後は、Mickey Mantle's Restaurant & Sports Barにて初日の参加者の方々で夕食を取りながら、それぞれのスポーツマネジメントに対する意見を交わしました。
レストランはスポーツファンにはたまらないスポーツコレクションの数々が展示されていました。
しかし、ほとんどの展示されているコレクションは値段が付けられていて販売もされていました。

レストランの様子
ベーブ・ルースのサインボールも展示されていて、2万5000ドルの値がつけられていました
 2日目の9日にはまず最初にNew Jersey NetsとPhiladelphia 76ersの試合をネッツのホームであるPrudential Centerの視察も兼ねて観戦してきました。
2007年にオープンしたアリーナで、ネッツの本拠地としては今年の2010-11シーズンからBrooklynにBarclays Centerが完成するまでの2011-12シーズンの2シーズンの使用になるようです。
コンコースにはHDのスクリーンの広告板など、最新のテクノロジーを取り入れられている部分が随所に見受けられました。
また、参加者の中にはこの試合が初のNBA観戦という方々もいて、日本との試合中のプロモーション、アリーナの違いをチェックされていました。


真剣な眼差しで試合を観戦する参加者の方たち
試合終了後はマンハッタンに戻り、Ippodo Gallery New Yorkの茶室にて和を感じながらAthlete Dream Managementのニューヨークオフィスのスタッフである三宮伸也さんによる講和会を行いました。
三宮さんからは主に
  • アスリートエージェント業務
  • コンサルティング業務
の2つについてお話していただきました。
日ごろあまり目にすることの無いアスリートエージェント業務の裏側や苦労について、とても詳しく説明していただき、選手の活躍の裏にはこの様なアスリートエージェントの方のサポートが隠されているのだと分かりました。
また私が思っていたよりもアスリートエージェント業務は多岐にわたっているということも知ることができました。

またコンサルティング業務の説明の途中では、スカイプによりADMのロサンゼルスオフィスのスタッフである内藤裕志さんからもADMの新しい試みである海外研修ツアーについてスライドを交えて
説明していただきました。
ADMという会社がスポーツビジネスパーソンの育成に積極的であるということもこの内藤さんの説明から伝わってきました。
やはり次に続いていくスポーツビジネスパーソンの育成というのは重要な課題の一つですね。

三宮さん(右から3人目)と参加者の皆さん
そして講和会の終了後は12名の参加者の皆さんと居酒屋にて交流会を行いました。
お酒を酌み交わしながら、自分たちのバックグラウンド、日本とアメリカのスポーツビジネスの比較、また自分たちの将来などについて熱い話し合いが行われました。
すべての参加者の皆さんがアメリカで勉強している、またはしていた経験があり、お互いに共感できる話も数多くありました。
また日ごろアメリカ社会で話すことがなかなかできない日本のスポーツビジネスについて語り合うことができ、参加者の皆さんには有意義な時間を過ごしていただけたのではないでしょうか。

正直最初はこれだけの人数が集まるとは思いませんでしたが、計12名の方にご参加いただき、主催させていただいたNew England Sport Clubとしてもとても感謝しています。
また参加者の方だけではなく、協力していただいた、トランスインサイトの鈴木さんや講和会の手配をしていただいたADMのスタッフの方々にも深く感謝しております。
ありがとうございました。

また、このブログをご覧になられた方で次回のスポーツマネジメント交流会に参加をご希望の方がいらっしゃいましたら是非nesportclub@gmail.comまでご連絡下さい。
現在のところ12月6~9日にOrlandoで行われますベースボール・ウィンターミーティング期間中にてスポーツマネジメント交流会の開催を予定しております。

石川拓道

2010年10月8日金曜日

Interview with 羽石架苗さん

昨日(7日)にマサチューセッツ州にあるMount Holyoke Collegeのサッカーチームのヘッドコーチをされている羽石架苗さんにインタビューをしてきました。
羽石さんとは、昨年の夏、Mount Holyoke Collegeのサッカーチームが主催していたGirl's Soccer Campをお手伝いした際にお世話になり、それ以降も何度かお会いさせていただいていることもあり、今回のインタビューも快く引き受けてくれました。

インタビューは羽石さんがアメリカに来てから苦労されたことや、アメリカと日本の女子サッカー選手の違いについても述べていただきました。
詳しい内容については後日NESCのウェブサイトに更新いたしますので楽しみにしていて下さい。

アメリカという異国で大学のサッカー部のヘッドコーチをされている羽石さんの言葉には説得力があり、こちらも大変勉強になりました。
様々な苦労をされてヘッドコーチというポジションを勝ち取った羽石さんの顔はやさしいながらも逞しいものがありました。

やはり生き方に芯が通っている方は魅力的ですね。
私も他の方が憧れるような魅力的な人間になりたいものです。

ちなみに羽石さんがヘッドコーチをされているMount Holyoke Collegeのサッカー部のウェブサイトはこちらになります。
Mount Holyoke College Athletics Soccer: http://athletics.mtholyoke.edu/sports/wsoc/index

笑顔で写真に応じてくれた羽石さん(右)
石川拓道

2010年10月6日水曜日

Interview with 松田干城選手

昨日(5日)にボストン在住の総合格闘家、松田干城選手(シオトンジャパン所属)にインタビューしてきました。
松田選手は7月に開催した私達のNEスポーツクラブ交流会に参加していただいた縁もあり、今回のインタビュー実現に至りました。

インタビュー内容については後日NESCのウェブサイト(http://www.nesportclub.com/)にて更新いたしますので省略いたしますが、松田選手には総合格闘技を始めたきっかけから将来の夢までを語っていただき、インタビューの終了時間を大幅に上回るほど充実したものとなりました。

松田選手はエネルギッシュで尚且つしっかりと物事を考えて行動される方なのだと、インタビューの中から伝わってきました。

また松田選手は選手活動の傍ら、月に一度日本人の方を対象にした格闘技セミナーを開催しており、今週の日曜日(10日)にも4回目の格闘技セミナーが行われるようです。
もしよければ、松田選手が所属するシオトンジャパンのブログもご覧になってみて下さい。
Team Siyodtong Japan: http://sityodtongjapan.blog134.fc2.com/

インタビュー終了後松田選手(右)とがっちり握手

石川拓道

2010年10月1日金曜日

まだまだ募集中 - スポーツマネジメント交流会 in NYC

我々New England Sport Clubが主催いたしますスポーツマネジメント交流会 in NYCですがまだまだ参加者の募集をしております。

以下はスケジュールになっております。

10/8
5:00 PM トランスインサイト株式会社代表鈴木友也氏を訪問

10/9
1:00 PM NBA Preseason Game観戦: New Jersey Nets vs. Philadelphia 76ers
6:00 PM ADM Inc. スタッフ 三宮伸也氏よりアスリートエージェント業についてのお話
7:00 PM 交流会

交流会のみの参加も可能となっておりますので、興味をお持ちになられた方がいらっしゃいましたら、nesportclub@gmail.comまで連絡お願い致します。
スポーツマネジメントに興味がある方ならどなたでも大歓迎です。

石川拓道

2010年9月26日日曜日

告知:スポーツマネジメント交流会 in NYC

来る10月9日(土)に、私たちNew England Sports Clubが企画しておりますスポーツマネジメント交流会をNew York Cityにて予定しております。

日時: 10月9日(土)午後7時より
場所: New York Cityのマンハッタンのレストランにて
対象: スポーツ業界で働かれている方、スポーツマネジメントもしくはその他のスポーツ関連の学問を学んでいる学生の方


また、交流会の前にはスポーツ業界で働かれている方のオフィスを訪問して実際にお話しを伺うということも企画しております。

スポーツマネジメントを学んでいる学生の方々にとって、実際にスポーツの現場で働いている方と生でお話ができるということは大変貴重なことだと思います。
ぜひこの機会に交流会とオフィス訪問に参加されてはいかがでしょうか?

スポーツ業界で働かれている方々にとってもこの交流会は、他のスポーツ業界の方と繋がりを広げる良い機会ではないかと思われます。

現在のところメジャーリーグの球団で働かれている方など、アメリカスポーツ業界に携わっている方が数名交流会に参加する予定です。

もしこのスポーツマネジメント交流会に参加を希望される方はnesportclub@gmail.comまでメールお願いします。

沢山の方の御参加を心よりお待ちしております。


石川拓道
New England Sport Club