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2011年2月28日月曜日

告知:2011 US Synchronized Skating Championship

皆さま、お久しぶりです。
ブログの更新を滞ってしまい申し訳ありませんでした。

久しぶりのブログが告知になってしまうのですが、10月の記事で紹介させていただいた内田絢子さんが所属するHaydenettes(FacebookのHeydenettesのチームページはこちらから)というシンクロナイズドスケートチームが、3月2日~5日までカリフォルニア州のオンタリオ(ロサンゼルスから車で東に約1時間)という街のCitizens Business Bank Arenaで行われる2011 US Synchronized Skating Championshipに出場いたします。

詳しい情報につきましては、大会の公式ウェブサイトからどうぞ。
2011 US Synchronized Skating Championship: http://www.2011synchronationals.com/
ちなみに内田さんによるとHeydenettesがエントリーしているシニアのショートプログラムの滑走時間は4日(金)の午後6時~7時半、フリープログラムは5日(土)午後8時半~10時までになっています。

Haydenettesは昨年はこの大会で全米選手権史上最高の231.14ポイント上げ全米チャンピオンに輝いており、昨年に引き続き優勝を狙っており、好結果が期待されます。

もし当日応援が可能な方は是非会場まで足を運んでみて下さい。

2010年12月17日金曜日

Teddy Bear Toss プロモーション

Yahoo! Sportsでこんな記事を見つけました。

Yahoo! Sports: Video: Watch 23,096 stuffed animalsbombard a hockey rink


ビデオを見る限り観客たちもかなり楽しんでいる様子ですね。

このTeddy Bear Tossは、いくつかの北米のアイスホッケーチームが採用し、割と最近始められたプロモーションになります。
Teddy Bear Tossはクリスマスが近づいてくると行われ、今回のこのCalgary Hitmenの試合で投げ込まれたテディベアはこども病院など50以上の子どものための施設に寄付されるようです。

地域貢献 + 観客の満足度アップ → Teddy Bear Toss Promotion

なかなか観客の満足度をアップさせつつ地域貢献に繋がるプロモーションと言うのは無いと思います。
そういった意味でこのTeddy Bear Toss Promotionというのはかなり優れたプロモーションでは無いでしょうか。
こういった地域貢献に結びつく観客参加型のプロモーションは、他のスポーツの試合でも応用できそうですね。

それにしても23,096体のテディベアが投げ込まれたとはすごいですね。
さすがに40分間試合が中断したようです。

2010年12月6日月曜日

Sityodtong Japan格闘技セミナーに行って来ました

本日は先日の試合で見事勝利収めた松田干城選手の所属するTeam Sityodtong Japan(チームシオトンジャパン)が主催する格闘技セミナーに体験取材に行って参りました。

シオトンジャパンのブログはこちらからどうぞ。

この格闘技セミナーは今年の7月から始まり、月1回のペースで行われていて、今回で数えて6回目になるそうです。
今回の参加者の方は12名で、初めて参加される方も数名いらっしゃいました。
セミナーは4名のインストラクターの指導の下行われました
セミナーはヨガを取り入れたストレッチから始まり、その後には軽快な音楽に乗りながらのボクササイズ。
ボクササイズが終わったころには、参加者の方々の額にも汗がうっすらと浮かんでいました。
松田選手の動きを手本にしながらストレッチを行う参加者の方々
ボクササイズは結構な運動量です
ボクササイズが終わり参加者の体が温まった後は、実際の攻撃の仕方についてのレクチャーでした。
毎回同じことをするのではなく、各セミナーで教わる内容は毎回変わるようで、今回は主に肘打ちの仕方、クリンチについて学びました。
実際に松田選手がデモンストレーションをしながら説明
肘打ち、クリンチの練習をした後は、インストラクターの方を相手に2ラウンドのミット打ち。
ミット打ちはジャブ、ストレート、肘打ち、膝蹴り、キック、前蹴りという前回までにレクチャーされた内容を組み合わせて行いました。
色々と動きが組み合わさると、頭では処理しきれなくなって身体がうまく動いてくれないようですね。
一遍にたくさんの事を吸収するのは初心者の方にとっては大変そうでした。
インストラクターの方を相手にミット打ち
打撃を学んだ後は、柔術についてのレクチャーに移り、今回は三角締めの仕方について学びました。
三角締めを極める上で重要なポイントについて黒帯柔術家のスタッフの方よりデモンストレーション・説明がありました。
それを踏まえた上で参加者二人一組になっての三角締めの練習を行いました。
練習でゆっくりやっても難しいのですが、それを動きの中で技に持っていくというのはかなり難しいと実感しました。
試合の中で三角締めを含め、絞め技を極める選手はすごいですね。
三角締めのレクチャーをする高島さん
ほぼ三角締めが極まる形です
絞め技を教わった後は、クールダウンをして本日のセミナーは終了しました。
参加者の方たちは新しいことを教わってまた一段と強くなったみたいです。
くれぐれもお友達に今日教わったことを試さないで下さいね(笑)。

セミナー終了後はスタッフの方と参加者の方全員で昼食会を行いました。
皆さん運動された後ということで食欲旺盛でした。

セミナーと昼食会を含めて10ドルは破格のサービスですね。
プロの格闘家からレクチャーを受けたり、グローブをはめてミット打ちをする機会というのはなかなか無いものだと思います。
日ごろのストレス発散になるのではないでしょうか。
グローブをはめてパンチをしたりキックをするのは爽快ですよ。
皆さんも一度参加してみてはいかがでしょうか?

石川拓道

2010年12月5日日曜日

総合格闘技 in Rhode Island

12月2日(木)にロードアイランド州のTwin River Event Centerで行われたCESと言う総合格闘技団体が主催するSnow Brawlに行って参りました。

このイベントには、以前から私たちNew England Sport Clubと親交のある松田干城選手が試合を行うということもあり、松田選手への応援が目的でした。

この会場となったTwin River Event Centerはカジノ施設の中にあるイベント会場で、私がイメージしていたアリーナとはまた違った様子でした。
フラットなフロアに椅子を敷き詰め、真ん中に金網リングがあり、計算してみたところ約1700~1800人収容といった感じでした。
空席は見受けられましたが、私と同じように立ち見をされている観客も結構いました。
会場の様子
私が観戦した位置はリングから15メートルほどしか離れていなかったので、選手の動きもはっきり確認することができ、UFC(Ultimate Fighting Championship)のようなイベントでは決して近づけないような距離で迫力のある戦いを観ることが出来ました。
私は同じ値段でUFCの試合をアリーナの最上段の席から観るのならば、このような少し小規模の格闘技イベントを近くから観ることをおすすめします。

イベント自体は8試合行われ、松田選手の試合は6試合目に行われました。
花道を颯爽と軽快なステップに乗って登場し、その顔は自信に満ち溢れていました。
日本人と言うことで観客から松田選手への声援があるのか不安でしたが、松田選手のファンも結構いるようで、相手と同じくらいの声援を受けていました。

試合については、1ラウンド目は相手の距離に入ってしまいパンチをもらうシーンもありましたが、グラウンドの攻撃に持ち込んでからは寝技の技術の差が明らかで相手を支配していました。
2ラウンド目からは相手の下半身への攻撃を徹底し、3ラウンド目には松田選手の徹底した下半身への攻撃を相手が嫌がるシーンも見受けられ、残り2分からはグラウンドの攻撃の中からチョークであと1歩でタップまで相手を追い込みました。
グラウンドや下半身攻撃に活路を見出し、試合全体を通して松田選手が試合をコントロールした印象でしたが、結果は2対1の判定で辛くも勝利となりました。

リングに上がる前にボディチェックを受ける松田選手

1ラウンド目、相手の様子を伺う松田選手(左)

試合終了後、勝利者インタビューに答える松田選手
試合後の松田選手の談話:今日は試合の間隔が7~8ヶ月あいていたこともあり、実戦のカンという部分が心配でしたが、思った以上にすんなり試合に入っていくことができました。全く未知数の相手だったので、立ち上がりは相手の身体能力の高さに戸惑う部分もあり、パンチももらってしまいましたが、2ラウンド目以降は相手の動きにもなれ試合をコントロールすることができました。今日の相手に関しては、今まで戦った相手の中で一番身体能力が高かったと思います。作戦通り試合を運ぶことができましたが、欲を言えば、3ラウンド目にチョークを取ったときに試合を決めたかったですね。でも、久しぶりの試合で勝つことができてよかったです。

今回初めて松田選手の試合を応援させてもらいましたが、やはり知り合いの方の試合というのは応援にも熱が入りますね。
私も思わず叫びながら応援してしまいました。
選手にとっても応援してくれる仲間が一人でも多いほうが力になり、そういった意味でファンとの絆・繋がりを深めると言うことは非常に重要なことだとこの試合を通じて感じました。
こういう繋がりは私にとっても大事にしていきたいものです。

「松田選手、勝利おめでとう。」
試合後、松田選手と
石川拓道

2010年12月1日水曜日

告知:12月2日に総合格闘家、松田干城選手の試合があります

私たちの10月のブログの記事インタビュー企画で紹介させていただいたボストン在住の総合格闘家、松田干城選手の試合が12月2日行われます。
以下は試合についての情報です。

Snow Brawl: CES MMA
日時:12月2日(木)午後7時より第1試合開始
場所:Twin River Event Center
住所:100 Twin River Rd, Lincoln, RI 02865
チケット料金:$25, $50, $75 $100(Ticketmasterでも購入できるようです)

約10試合ほど予定されていて、松田選手はイベントの中盤辺りに登場するそうです。

もしお時間のある方は、応援に行って松田選手の力になりましょう。

石川拓道

2010年11月29日月曜日

第6回NEスポーツクラブ交流会

去る11月27日(土)にボストン近郊のフラミンハムにあるBig Papi's Grilleにて第6回NEスポーツクラブ交流会を開催いたしました。

この開催場所であるBig Papi's Grilleはその名のとおり、ボストン・レッドソックスのデイビッド・オルティーズ選手が昨年の7月にオープンしたレストランになります。
店内のあちらこちらにオルティーズ選手やレッドソックスの選手の写真などが飾られていて、レッドソックスファンにはたまらないレストランだと言えます。
ちなみに彼が持っているのはBig Papiの顔のイラストが入った特製ホットソースです
交流会の途中には私たちの隣のテーブルに、今年からNBAのボストン・セルティックスに加入したジャーメイン・オニール選手が着くというアメリカならではのサプライズも。
他のお客たちもオニール選手の存在には気付いていましたが、プロスポーツ選手のプライベートを尊重し騒ぎ立てることもありませんでした。
日本では同じようなシチュエーションの場合は、お客さんはどのような反応を示すのですかね?

また、今回の交流会には合計11名の参加者が集まり、中にはロサンゼルスやピッツバーグからお越しいただいた参加者の方もいて、ニューイングランド地方のスポーツの情報だけでは無く、それ以外の地方のスポーツビジネス環境についても意見を交わすことができました。

「テーブル34」という特別室にて今回の参加者の方たちと
アメリカで働いている方からなかなか直接話を聞くことが無い学生にとっては、非常に実の引き締まるお話も聞くことができました。
学生として勉強すると言うことも大変ですが、私たち日本人にとって異国であるアメリカで働くと言うことは勉強する以上に大変なことであると言うことを再認識しました。
しかし、大変であるという話を聞くと同時に、一定の成果を挙げられているという話を聞くとこちらも励みになります。

普段この様に同じ志を持った方たちと直接会って話をするという機会はあまり無いだけに刺激になりますね。
もし私たちNew England Sport Clubが主催する交流会に参加されたい方がございましたらいつでもnesportclub@gmail.comにご連絡ください。
また、スポーツビジネスやスポーツマネジメントに関して質問がある方や直接お話をされたい方もご連絡大歓迎です。

石川拓道

2010年11月27日土曜日

37th Annual GDTC Turkey Trot 5K

サンクスギビングと言えば皆さんは何を思い浮かべるでしょうか?大きなターキーの丸焼き?NFL?それともブラックフライデー?
ターキートロット(トロットとは駆け足の意味です)も皆さんに知って欲しいサンクスギビングを祝うイベントの1つです。
ターキートロットはサンクスギビングの日にアメリカ各地で行われるランニング大会です。

そこで私は昨日、ニューハンプシャー州のデリーと言う町で行われた、37th Annual GDTC Turkey Trot 5Kというランニング大会に参加してきました。

スタート前の広場の様子
37回という歴史を数えるレースと言うことで、多くのランナーが参加されていました。
レース前の国歌斉唱では、予定していたテープが流れないというハプニングもありましたが、参加者全員で国歌を斉唱し、無事にレースはスタートしました。
レースではターキーの被り物をしながら走っている方が多く見られ、老若男女を問わず総勢1572人のランナーが完走を果たしました。
ターキーの被り物をする参加者たち
子供たちもレースに参加
また、レース終了後には完走者全員にターキーがデザインされたメダルが渡され、盛りだくさんのレフレッシュメントも参加者に振る舞われていました。
中でも暖かいベジタブルスープは、寒い気候の中走り終えたランナーたちにとってはうれしいものだったのではないでしょうか。
完走者へのメダル
参加者へのリフレッシュメント
レースにはターキー君も参加していました
レースから帰ってきた後は、NFLの試合をテレビ観戦し、オーブンで調理した1羽をまるごとのターキーを友人たちと頂きました。
皆さんもこんなサンクスギビングデイの過ごし方を来年はされてみてはいかがでしょうか?
オーブンで調理したターキー
石川拓道