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2010年12月5日日曜日

総合格闘技 in Rhode Island

12月2日(木)にロードアイランド州のTwin River Event Centerで行われたCESと言う総合格闘技団体が主催するSnow Brawlに行って参りました。

このイベントには、以前から私たちNew England Sport Clubと親交のある松田干城選手が試合を行うということもあり、松田選手への応援が目的でした。

この会場となったTwin River Event Centerはカジノ施設の中にあるイベント会場で、私がイメージしていたアリーナとはまた違った様子でした。
フラットなフロアに椅子を敷き詰め、真ん中に金網リングがあり、計算してみたところ約1700~1800人収容といった感じでした。
空席は見受けられましたが、私と同じように立ち見をされている観客も結構いました。
会場の様子
私が観戦した位置はリングから15メートルほどしか離れていなかったので、選手の動きもはっきり確認することができ、UFC(Ultimate Fighting Championship)のようなイベントでは決して近づけないような距離で迫力のある戦いを観ることが出来ました。
私は同じ値段でUFCの試合をアリーナの最上段の席から観るのならば、このような少し小規模の格闘技イベントを近くから観ることをおすすめします。

イベント自体は8試合行われ、松田選手の試合は6試合目に行われました。
花道を颯爽と軽快なステップに乗って登場し、その顔は自信に満ち溢れていました。
日本人と言うことで観客から松田選手への声援があるのか不安でしたが、松田選手のファンも結構いるようで、相手と同じくらいの声援を受けていました。

試合については、1ラウンド目は相手の距離に入ってしまいパンチをもらうシーンもありましたが、グラウンドの攻撃に持ち込んでからは寝技の技術の差が明らかで相手を支配していました。
2ラウンド目からは相手の下半身への攻撃を徹底し、3ラウンド目には松田選手の徹底した下半身への攻撃を相手が嫌がるシーンも見受けられ、残り2分からはグラウンドの攻撃の中からチョークであと1歩でタップまで相手を追い込みました。
グラウンドや下半身攻撃に活路を見出し、試合全体を通して松田選手が試合をコントロールした印象でしたが、結果は2対1の判定で辛くも勝利となりました。

リングに上がる前にボディチェックを受ける松田選手

1ラウンド目、相手の様子を伺う松田選手(左)

試合終了後、勝利者インタビューに答える松田選手
試合後の松田選手の談話:今日は試合の間隔が7~8ヶ月あいていたこともあり、実戦のカンという部分が心配でしたが、思った以上にすんなり試合に入っていくことができました。全く未知数の相手だったので、立ち上がりは相手の身体能力の高さに戸惑う部分もあり、パンチももらってしまいましたが、2ラウンド目以降は相手の動きにもなれ試合をコントロールすることができました。今日の相手に関しては、今まで戦った相手の中で一番身体能力が高かったと思います。作戦通り試合を運ぶことができましたが、欲を言えば、3ラウンド目にチョークを取ったときに試合を決めたかったですね。でも、久しぶりの試合で勝つことができてよかったです。

今回初めて松田選手の試合を応援させてもらいましたが、やはり知り合いの方の試合というのは応援にも熱が入りますね。
私も思わず叫びながら応援してしまいました。
選手にとっても応援してくれる仲間が一人でも多いほうが力になり、そういった意味でファンとの絆・繋がりを深めると言うことは非常に重要なことだとこの試合を通じて感じました。
こういう繋がりは私にとっても大事にしていきたいものです。

「松田選手、勝利おめでとう。」
試合後、松田選手と
石川拓道

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